橋 村 政 海 漫 画 館

東西軸エリア活性化に係るプラン


東西軸エリアまるごとアンパンマンキャラ図鑑 企画書

                 高知漫画グループくじらの会

橋 村 政 海

  • 1、企画と企画意図

観光活性化のプランとしては、『観光客にこれを見せちゃお!』という企画になりがちなので、観光客自身が能動的にかかわれるものがあれば相乗効果があると思います。

キャラの像を公園に集めるという発想とは逆に、アンパンマンのたくさんのキャラクターを外壁などに貼れるもの(平面でよい)で作り、商店街やビルの壁、街路樹の前などあちこちに配置して、観光客が『あ、あそこにカレーパンマン!』『うわぁ、あんなところにカツブシマン"』と、発見しながら楽しめるものがあったら、観光客もどんどん商店街の中に入ってきます。

作るキャラ数は多いほどよく、『アンパンマンのキャラ1,000体を市街地に配置!』ということになれば相当なインパクトがあり、話題になると思います。


街のあちこちに配置したアンパンマンのキャラを探す楽しみ〜⇒街をまるごと『ウォーリーを探せ』のようにします。カメラ付きケータイの普及で、何か面白いものがあればすぐに写メをとる姿が見られます。キャラを見つけるたびに写メを撮り、ケータイの中がミニアンパンマンミュージアムになると楽しいと思います。さらに、メールやブログで他の人に紹介したり、発見した人が情報を寄せ合うサイトを作ったりすると、口コミ効果も大きくなり、ものすごい観光資源になると思います。

この企画の最大の目的は、東西軸エリアにキャラを探しに来てもらうことではなく、写メを撮りたくなるものを東西軸エリアにたくさん配置し、メールやブログなどを介して、口コミでたくさんの人に東西軸エリアを宣伝してもらうことです。


  • 2、探す楽しさ、見つける喜び・・・スタンプラリーとの違い

スタンプラリーとの違いを明確にします。スタンプラリーは、どこに何があるのかがはっきりしていて、地図を頼りに巡っていく楽しさとスタンプが埋まっていく喜びがありますが、この企画はどこに何があるか分からないものを探し、発見する楽しさが基本です。ですから、例えば地図は、この範囲にキャラがあるという地図だけで、あれがここにあるという詳しい地図は作りません。


   3、その他、留意点

街には絵が溢れていますから、他の絵と区別しやすいように、全てのキャラの背景にスカイブルーの円をつけ、この企画の絵だとすぐに分かるようにします。

みんなに認知されて、『今日の待ち合わせは、メロンパンナちゃんの下で☆』なんてなったら楽しいですね。

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